歌舞伎鑑賞、行ってきました!

2023年6月23日(金)に、外国人のための歌舞伎鑑賞に行ってきました。
今回のイベントには、早稲田奉仕園の9名の留学生と、日本語ボランティアの会の学生9名含めて、全部で23名参加してくれました。参加者の中には以前から歌舞伎を自分で鑑賞しに行こうとしていた留学生もいたのでとてもいい機会だったと思います。私自身も歌舞伎鑑賞をするのは初めてだったのでとても楽しみにしていました。
会場に着くと建物や装飾などとても洗練された場所になっており、留学生たちも中に入る前から興奮していました。

会場では翻訳機が無料貸出されておりほとんどの留学生が利用していました。初めの30分ほどは歌舞伎を鑑賞する上での基本的な知識を役者さんたちが日本語と英語で説明してくれました。私はただ歌舞伎を鑑賞するだけのイベントだと思っていたのでここまで丁寧に説明してくれて、さらに英語でもしっかり話してくれることにとても驚きました。この初めの30分が留学生にとってはとても重要なポイントだったと思います。ただ歌舞伎鑑賞をするだけではなく、歌舞伎がどのようなもので、今から見るものがどんなストーリーなのかをある程度理解した上で鑑賞でき、留学生はより楽しめたと思います。30分の説明が終わり、実際の歌舞伎鑑賞が始まるまでに休憩時間があり、その時間を利用してお土産なども見ることができました。

歌舞伎鑑賞は約1時間続き、迫力があり見応えのある舞台でした。衣装や掛け声など日本の伝統的な歌舞伎に魅了され、留学生たちは新しい経験ができたと思います。特に舞台終盤では大蛇と戦うシーンが演じられ、留学生たちも一番印象的なシーンだったと言っていました。歌舞伎上演中にも舞台上のスクリーンに英語での字幕が流れており、留学生もストーリーを理解しながら鑑賞できたと思います。

歌舞伎鑑賞が終わり留学生と一緒に帰寮しましたが、みんな今回の鑑賞にとても満足した様子でした。興味があっても寮からのイベントがないとなかなか自分たちでは行かないような場所なので、このような歌舞伎鑑賞イベントは留学生にとってとてもいい機会だったと思います。

早稲田奉仕園RA
中島 大喜

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