第10回富士登山プログラム

7月31日(水)~8月2日(金)まで富士登山プログラムを開催しました。今回で10回目となるこのプログラムは、参加者留学生2名、友愛学舎生1名、スタッフ2名、NPO法人ココロとカラダを育てるハッピープロジェクトから6名に加え中国から「日中交流ワークショップ」に参加している延辺大学の学生9名で計20名でした。

猛暑日続きの東京を離れ、御殿場の東山荘YMCAに一泊してから登山開始です。

5合目までバスで行きそこから頂上へ向かいます。こまめに小休憩をはさみながら見晴館で一泊。そこでは山中湖花火大会を見ることができました。

深夜2時過ぎには起床しご来光を見ながら、全員登頂することができました!

 

参加者の声を紹介します。

友愛学舎3年 山岸

今回のフィールドワークで初めて富士山に登りましたが、その高さと環境に圧倒されました。幅広い年代や体力に差がある人達が一緒に登るということもあり、とてもゆっくりなペースで登りました。その分景色や地上では見られない植物などを存分に味わうことが出来て楽しかったです。道に生えていたキノコを日和って食べられなかったのが心残りです。
今回は延辺大学の学生も一緒に登りました。山小屋で延辺大学の学生さんと恋バナをしたのが印象的です。日本人が皆、テレビドラマと同じような告白の仕方をすると思っていたようで、誤解が解けて良かったです。

7合目の山小屋で一泊したのですが、その時に山中湖で上がっていた打ち上げ花火を上から見たのが印象的でした。下からでもなく横からでもなく斜め上から見た花火は美しく、心が清められました。

山頂ではご来光を見ることができました。地上に帰りたくないと思えるほど素敵な景色で、そこにいる誰もが幸せそうな表情をしている素敵な空間を味わうことができました。

今回、富士山に登って一時的に地上から離れ普段とは違う環境で普段とは違うことをすることで改めて自分自身に向き合えた気がします。これを機に、何だかわからないけど変わろうと思うことが出来ました。こういう点でも今回のフィールドワークに参加して良かったなと思います。

 

早稲田大学交換留学生 Leo

I had a great time, it was honestly one of the highlights of my whole year in japan and a great way to end my trip.

I really enjoyed the group of people, it was nice being with Chinese students and Fukushima family. It is nice to have diversity of people and different ages. Everyone was friendly. I think the price of the trip was definitely worth it. The ymca and hut on fuji were really nice and the food was really good at ymca as well as bento and curry at hut. It was good that we were given lunchbox too. Fuji was beautiful, I really liked the climb and I didn’t find it too difficult going up although going down hurt my legs more. I personally found that the socks didn’t help me with the sand but I didn’t mind too much. I think the only thing that I found challenging is the fact that I had to ask many times for translation from people who knew English and I felt a bit uncomfortable and I think some people forgot that my Japanese is very basic. Although I do try my best to understand, I would have appreciated it if more people had translated voluntarily, without me having to ask. Otherwise, everything else was fantastic, I had a really good time:)

 

延辺大学「日中交流ワークショップ」参加学生 崔

この夏休みに私は日本での体験活動に参加しました。本当に楽しくて意味がある二週間でした。活動の1つが富士山に登ることでした。

夏休みに友達と一緒に富士山に登りました。5合目までは車で行きました。5合目に着いたのは午後の3時でした。1時間ほど休んで登り続けました。7合目まで来ると、空気が薄くて苦しくなりました。

外国人も多い。相変わらず、中国人のツアーは赤か黄色のキャップをかぶっている。欧米やロシアからの観光客も多く、英語やロシア語が聞こえてくると、なぜか、ほっとする。遠くの山を眺め、石の坂を行きかう人たちは、それぞれ、どのような思いを持って、坂を上り、坂を下りていくのだろうか。

8合目にやっと着いて、山小屋に入りました。夕食が出ましたが、あまり食べたくありませんでした。少し寝て、夜中の2時に起きて、登り続けました。暗闇を辿って行きました。9合目を過ぎて、とうとう10合目、山のいちばん上、頂上に着きました。時間は5時、大きな太陽が上がってきました。すばらしい日の出です。わたしは疲れも忘れて、「万歳」と叫びました。

山を登るとき、頂上に到達して、きれいなビューを見て、達成感を感じるにはやめずに上に登らなければならない。日本語を勉強するのも、山を登るのと同じで、一生懸命勉強しなくてはならない。そのように感じました。

 

それぞれにとって挑戦や学びのある富士登山となりました。

 

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