第1回「国際交流ワークショップin中国・延辺大学」を実施しました。

今年第1回目となる本プログラムは、「相互に歴史的、文化的背景を深く学ぶ」ことによりグローバル人材として不可欠な国際的な視野を獲得し、とくにアジアの多様性に目を向ける人材育成を目指し実施されました。

今年は、4名の学生が延辺大学を一週間訪問し、現地の大学生と交流を行いました。

プログラムは、討論会や講演会、国境見学などが組まれました。ほとんどのプログラムに延辺大学の大学生がチューターとして同行しましたので、大学生活、文化、国際問題、政治といった様々なことについて熱い議論を交わし、深い交流ができたように思います。プログラムでの様子は、下記の写真をご覧ください。

 

参加した学生からは以下のような感想が伺えました。

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・メディアの影響により、延辺および朝鮮族に偏見と差別感情を持っていましたが、プログラム終了後、私の心の中にあった偏見はもうなくなり、友達それ以上も以下でもないような感情が生まれました。

・延辺には多様な文化が浸透していて、延辺固有の文化と中国の文化までが入り交ざっていました。

・意外と根深い遠くに離れて暮らす中国の少数民族と私たちのかかわり、彼らのやさしさ、および国に関係せず存在する共通点に驚かされました。

・いろんな方と話をすること、見ること、触れることなど様々な経験をする中で直接心で感じることが多かったです。心で感じる学びは簡単には忘れないものになるだろう。これこそ、私が延辺に行ったことの意味だと思います。

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最後に、本プログラムの実施にご協力くださった延辺大学外国語学院日本語学部のみなさまに厚く御礼申し上げます。

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