豊田直巳写真展「叫びと囁き フクシマ7年・尊厳の記録と記憶」 映画「奪われた村」& トークライブ 開催しました

奉仕園と同時期に、早稲田大学では写真展「イラク戦火の子どもたち」とシンポジウム「イラク戦争15年 最新現地報告と自衛隊日報問題」が開催され、徒歩7~8分の距離とはいえ、連日35℃越えの猛暑の中を行ったり来たりした豊田直巳さん、本当にお疲れさまでした!

この写真展はクラウドファンディングにより全国巡回プロジェクトとして、聖心女子大学、恵泉女子大学、東村山市に次いで奉仕園で開催し(7/12~25)、8月以降も福岡県飯塚市など、全国での開催が決まっています。

7/21には、5年後の飯館村を撮った「奪われた村」上映の後、会場をギャラリーに移し、写真を前にトークライブが行われました。

 

 

「7年が経過した今、政府は学校を再開させたり、村の祭りが復活させたりと、汚染物質の土嚢の山を隠して復興をアピールしている。家族、地域コミュニティ、子どもの健康、仕事、取り戻せないのに復興などあり得るのか?」との豊田さんの言葉は胸に突き刺さります。

 

 

 

アンケートの中からいくつかご紹介します。

「地域の交流、祭り、ボランティア、豊かな自然。お金に換算されない「豊かさ」(損害賠償訴訟ではほとんど保証されていない)が、一瞬にして失われ、何の補償もないままに、家族・地域・故郷が散り散りになった。その怒り、悲しみ、悔しさが痛いほど伝わってきた。」

「このような催しを小さな会場でも区や町単位で頻繁に誰でも参加できる形で実施してほしい。まず知ること、知らせることから始め、是非を問いたい。人々が無関心であることに恐れを感じます。放射能と同様“面倒くさい”ことに力を入れて取り組むべきです。」

 

STUDY HALLは9月からも続々と企画されています。どうぞご参加ください。

https://www.hoshien.or.jp/program/manabiya/studyhall/index.html

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