韓国国立ハンバット大学インターンシップ活動報告

早稲田奉仕園では、1/15~2/9の4週間、韓国大田市にあるハンバット大学の学生をインターン生として受け入れています。

チェ ガウルさんはハンバット大学日本語学科の4年生。大学の先生が留学中に奉仕園の留学生寮に滞在していたことから、ぜひ公益財団法人の業務を体験してみたいと希望し、活動、寮、セミナーハウス、総務の各部門で、様々な業務を学んでいます。その様子をレポートし、感想を寄せていただきました。

朗読講座

 

朗読講座の授業は韓国ではほとんどない講座で、興味深かったです。心に響く文章を読みながら頭の中を整理することがこの講座の特徴だと思われます。テキストを見ないまま、先生と学習者の方々の朗読だけ聞いてもきれいによく聞えて驚きまし、アナウンサーのような発音だったので、羨ましかったです。

また発音、イントネーションなどを注意しながら読むので、日本人以外に日本語をもっと学びたい上級者も挑戦してみたらいいと思います。言葉を学ぶ上できれいな発音を繰り返して聞いて話す練習をすることはすごく役立つので、私も日本語が上級になったらいつか挑戦してみたい授業でした。

 

給食活動

  

毎月基本第1·第3日曜日に「ちかちゅう給食(野宿者支援給食活動)」が行われています。2004年から今まで給食ボランティアが続いているという点で感動しました。

普段私は図書館で本を整理するボランティアとか、人手がたりない郵便局で手紙を分けるボランティアをするなどの間接的なボランティアをしたので、給食ボランティア活動に参加するのは初めてでした。ふりかけご飯、五目ご飯二種類と漬物、ウィンナー のお弁当を直接作って、代々木公園でお弁当、アルファ米、ラーメン、お水などを手渡ししました。寒い日だったのでドリンクタイムに暖かい飲み物を飲みに来る方が多くて私ももっと一生懸命に応対しました。

私の小さな力で他の人に助けになるというのがすごくうれしくて胸がいっぱいになりました。

 

職員会議

1月23日の職員会議に参加させてもらい、ハンバット大学5人のインターンシップと生活に関する報告をしました。まず、私が早稲田奉仕園をインターンシップ先で選んだ理由と今までした活動についての感想から始めました。続いて5人がどんな仕事をしているか、また大変な事はあるかどうかなどを報告して会議を終わりました。

準備する過程では緊張しましたが、当日には比較的に心が穏やかで、無事に報告ができました。

 

日本キリスト海外療協力会(JOCS 特定非利活動法人シャプラニル=市民による海外協力のシャプラニール)での作業

 

近隣のJOCSとシャプラニールという団体でNGOの働きについて学びました。JOCSでは保険医療分野が必要な地域に支援をする仕事を主にする団体であり、シャプラニールでは南アジアの貧しい人々の生活上の問題解決のためフェアトレード商品の販売をはじめ、市民参加を通した海外協力に図っている団体です。

JOCSとシャプラニールでは日本各地の方々に寄付をいただいて活動をしていますが、その中の一つの事業として使用済み切手の作業があって、切手分類の作業をしました。日本·外国·包み·二重(二重の切手をきれいに切る)などを分類して、一箱に切手7.5キロになったら包装をする作業です。

未使用の切手収集ではなくて、使用済みの切手を収集する人が意外に多いというのを改めて分かりました。そして、使用済み切手の作業を通じて世界各地の人々に助けになるので、意義深い作業でした。また、けっこう大変な仕事なのにボランティアの方々が毎週来て下さるということに感銘を受けました。

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