2022年6月16日(木)-22日(水)まで「ミャンマーのいまを知る」と題して写真展とトークライブを開催しました。
早稲田奉仕園はもともとアメリカンバプテスト教会の宣教師ベニンホフ博士がつくったものですが、そのベニンホフ博士は日本宣教の前にミャンマーで海外宣教をしていた人物です。ベニンホフのミャンマー宣教時代は3年足らずで終わりますが、彼のアジア宣教の基礎のなったかもしれません。
そんなこともあり、また高田馬場はリトルヤンゴンと称されるほどミャンマー人が多く住む地域でもあるなどなにかと縁の深いミャンマーですが、「ミャンマーのいま」という意味では記憶に新しいのが2021年2月の軍事クーデターでしょう。民主的な価値観を揺るがす出来事として報道も連日されていました。現在では毎日のニュースで報道されることも少なくなっていますが、もう一度ミャンマー情勢を学び覚えていようということが今回のSTUDY HALLの趣旨でした。
写真展の様子
写真家亀山仁さんによる現地ミャンマーの写真展です。
亀山さんはコロナ前はミャンマーに頻繁に行き写真を撮りながら、ミャンマー情勢にも詳しい方です。ご覧の通り主にモノクロで写真を撮られていて、実際に現地の方と交流しながらシャッターを切るということで表情豊かなミャンマーの方の写真が見てとれます。
トークライブの様子
6月18日(土)には亀山さんと今回共催をしていただいたアトゥトゥミャンマー共同代表の渡邊さゆりさんのトークライブを開催しました。
アトゥトゥミャンマーは日本国内のミャンマーの方への支援と、ミャンマーへの支援をどちらも行っている団体です。
当日は来場者13名、オンライン参加者11名の計24名の方が参加してくれました。
亀山さんは写真を撮ったときの様子や現地の方との交流をお話になり、バプテスト同盟の牧師でもある渡邊さんは様々な視点から支援の現状を教えてくれました。報道されないミャンマー少数民族のお話など多岐にわたり、来場者の方たちの真剣な目線が印象的でした。
まだまだクーデター以降も混乱が続くミャンマーを心にとめていきたいと思います。
いい企画が続いていますね。奉仕園OB・OG会のMLにも、開催前に情報を流して下さるといいですね。
白須さん、コメントありがとうございます。何よりも企画するスタッフや関係者の励みとなり、またこのような取り組みを少しづつでも知っていただくことに感謝です。
今後、事前にOBOGメーリスにも情報を流すようにします。
今後ともよろしくお願いいたします。