2019年11月4日(月)に早稲田奉仕園スコットホール100周年記念、ベニンホフ記念館竣工・セミナーハウス開設50周年記念、早稲田教会創立80周年記念事業としてパイプオルガン演奏会を開催しました。
****阿部専務理事の挨拶****
本日は、早稲田奉仕園スコットホール100周年およびセミナーハウス開設50周年および早稲田教会創立80周年記念オルガン演奏会にお越しいただき心よりお礼申し上げます。
ベニンホフ宣教師が早稲田の地に学生のための寄宿舎友愛学舎を創立しましたのが 今から丁度111年前1908年11月3日でございます。今お読みいたしました聖書が早稲田奉仕園の園章と賛美歌です。このスコットホールが献堂されましたのが1922年ですが、長年にわたり祈り願っておりましたパイプオルガンが今年2月早稲田教会と共同事業として設置されました。これを記念して本日は2回目のオルガンコンサートを開催いたします。スコットホールにふさわしい柔らかく、美しく、私達に寄り添い響いてくれる音を今井奈緒子さんのオルガン演奏、鈴木美紀子さんのソプラノでお楽しみください。
**************
オルガンとソプラノによる美しい演奏で約100名の観客も聞き入っていました。
オルガン演奏会に引き続きホームカミングデイとして、友愛学舎OBによる礼拝と懇親会を行いました。友愛学舎OB23名、現役舎生7名、奉仕園職員4名が参加しました。
****阿部専務理事の挨拶****
このように皆様とお会いできひとときを過ごすことができますことを心より嬉しく思います。お忙しいなかお時間をさいてくださり準備にあたってくださいました大山さんを始めとする世話人の方々にもこの場をお借りしましてお礼申し上げます。本当にありがとうございます。
前回のホームカミングデー2017年に野木先生が「促された道を歩む」と題してお話くださり、本日は相賀先生が「友と呼びたもうイエス君」と題してお話をくださいました。
この早稲田奉仕園には、ベニンホフ宣教師がまいてくださった種を大切に育んでくださった宣教師の方々、OBの方を始めとし想いを寄せてくださった多くの方々の想いと祈りによってこそ今日の友愛学舎また公益財団としての早稲田奉仕園がいま、ここにあるということを強く思わされます。OBの方々からすれば現在の奉仕園にもの足りなさをお覚えの方も多くいらっしゃると思いますが、その想いも含めてベニンホフ宣教師がこの地で成し遂げたかったことを大切に次に引き継ぐことができますように、今できることを頑張ってまいりますことをお約束し挨拶にかえたいとおもいます。今後もご支援、ご指導よろしくお願いいたします。
**************
1960年前後に友愛学舎を卒業したOBのお話は友愛の歴史を感じました。現役舎生にとってはパワフルなOBの迫力に押され気味でしたが、それぞれにいい刺激になったようでした。
2年に一度友愛OB主催で催されているホームカミングデイです。奉仕園と友愛の歴史を語り継ぐ貴重なひと時となりました。