STUDY HALL vol.6 大国インドネシアから考えるイスラームの現在地

キリスト教を上回り、今世紀後半に世界最大の宗教になるとも言われるイスラーム。イスラームを信仰している人々(ムスリム)が最も多く暮らす国は、意外にも東南アジアの大国インドネシアです。

インドネシアは、スハルト政権崩壊とともに民主化を達成して以降、2000年代後半から力強い経済成長を続ける多民族・多宗教・多言語国家です。そのインドネシアは、社会の様々な面において「イスラーム化」が進んでいると言われます。これは一体どのような動きなのでしょうか。

今回は、首都ジャカルタに長く駐在され、新潮社より『インドネシア イスラーム大国の変貌』を出版された小川忠さん(独行 国際交流基金)から、インドネシアにおけるイスラーム化のダイナミックな動きについて、テロリズムも含めた政治、経済、社会、文化など多角的な視点からお話いただきました。インドネシアを通して、イスラームの現在地について共に学ぶときとなりました。

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