埼玉県にある、ものつくり大学の相良英樹さんより寄贈いただいた卒業制作作品「1960年代 早稲田奉仕園の復元」をセミナーハウスロビーにて展示しております。
建築学科の相良さんのスコットホールとの出会いは指導教授である藤原先生が呼びかけ人となり、出品されていた「東京の近代建築スケッチ」公募展を見に来たときでした。
相良さんはキャプションの中できっかけとして「100年以上の歴史がある当園であるが、当時の様子を描かれたものは断片的にしか残っていない。そこで、模型という形で当園の活動の様子を後世に残していくことに意義があると感じた」と述べています。
当時の敷地内の建物や植栽などが写った写真があまりないなか、限られた資料や写真をもとに無事完成し、このたび寄贈いただきました。
奉仕園のOBや昔を知る近隣のかたからにとっては懐かしい光景がよみがえるようです。
皆さん一人ひとりの思い出がよみがえるきっかけになっていくことでしょう。
模型はセミナーハウスロビーに常時展示されています。
どうぞお気軽にお立ち寄りください。