第15回セミナーハウス「チャリティ古本市」を開催しました

毎年5月と10月に開催しているチャリティ古本市は、今回で15回を迎えました。
2014年10月15日~11月末まで開催した古本市の売り上げは58,937円でした。

今回は日本赤十字社(広島県土砂災害、御嶽山噴火や大型台風などの自然災害による被害に対して)に寄付しました。

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学生の時にあすなろ会で活躍していた本山さんが、寄付を受け取りに来て下さいました。本山さんは現在、神奈川赤十字血液センターで働いていらっしゃいます。本山さんとお話をする中で、今回は日本赤十字社の働きについて、色々なことを教えていただきました。

血液は人間の生命を維持するために不可欠ですが、現在、血液の機能を完全に代替できる手段はないため、献血が輸血医療を支えています。精密な検査を経て、血液製剤が作られ、それを医療機関からの要請に応じていつでも輸送できるように体制作りをしています。そのため、高速道路などへアクセスしやすい場所に血液センターを置いているそうです(詳しくは赤十字社ホームページ「血液のゆくえ」をご覧ください)。

献血をした後、一定期間は献血ができないことは知っていましたが、まったく知らないこともありました。以前に輸血や臓器移植を受けたことのある方は、現在の検査法では検出できない未知のウイルスが生まれてしまう可能性があるため、献血をご遠慮いただいているとのこと(詳しくは赤十字社ホームページ輸血歴・臓器移植歴のある方をご覧ください)。そのため、手術などで輸血を経験して感謝しているから、他の方の役に立ちたいと願って、献血しようとしても、できない場合があるそうです。

本山さんは本当に多くの方から献血をしていただく必要があると仰っていました。これを機に、献血について多くの方に知っていただき、考えていただきたいと思いました。

日本赤十字社のホームページにて、お近くの献血ルームを検索できます。どうぞご覧ください。
http://www.jrc.or.jp/donation/

そして、チャリティ古本市のご協力もありがとうございました。次回は、2015年5月中旬~6月末に開催予定です。どうぞお楽しみに!