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2013年2月12日から23日の12日間、昨年度より受入を行っている韓国国立ハンバット大学地域専門家養成研修プログラムを行いました。参加学生は日本語科の学生12名。昨年同様、日本社会をさまざまな方面から見て知ることを主に体験を通じて学ぶことに重点をおき内容を構成しました。日韓の間には今日さまざまな課題がありますが、私たちができることはこのような形で一人一人が互いに理解を深めていくこと、過去をきちんと受けとめ未来へと繋げていくこと、今後の歩み・生活へと生かしていくことであると思います。
若い人たちへのそのような機会の提供を行うことができたことに感謝をしつつ、ご協力いただきました企業・団体の皆様ＯＢ・ＯＧの方、関係者の方々にこの場をお借りして改めて御礼を申しあげます。たくさんの写真とともに研修の様子をお伝えします。
昨年の報告も併せてご覧ください（2012年1月17日〜30日）
http://blog.hoshien.or.jp/2012/03/22/hanbat-national-university/
▼初日は東京都庁見学から研修がスタート！新大久保から早稲田まで歩いて帰ってきました。早稲田奉仕園セミナーハウスロビーで、ひな壇の飾り付けを行い、奉仕園100周年のDVDを見て「早稲田奉仕園ってどんなところ？」と理解してもらいました。歓迎懇親夕食会も開かれました。
▼2日目午前は三菱東京UFJ銀行を訪問しディーラー室の働きについて説明をいただき、午後は日本データビジョン株式会社のグ インモさんから「個人の能力をチームにどのように生かせるか」と題して講義をしていただきました。
▼3日目午前は住友商事を訪問し「日本の企業文化(ライフワークバランス)への取り組み」について説明をいただき、午後はJANIC事務局次長の富田岳士さんから「NGOと企業の連携」と題して講義をしていただきました。
▼4日目午前は友愛学舎OBの方から「~次世代が果たすべき役割~ マスコミに携わって 」と題して講義をしていただき、午後はNHKへ見学へ行きました。
▼5日目は日曜日で自由に過ごし、6日目は川崎にある桜本保育園、在日大韓基督教会 川崎教会、青丘社、ふれあい館を訪問しました。午後は東芝科学館の見学へ行きました。
▼7日目午前は中央大学講師・宣 元錫さんから「日本的経営とは何か ~日本的な組織・しくみ~」と題して講義をしていただき、午後は東急本社にて会社事業説明とヒカリエ見学・都市開発の取り組みを伺いました。
▼8日目午前は定森幸生さんから「企業が求めるグローバル人材とは ~学生時代に心がけること~」と題して講義をしていただき、午後は朝日新聞社の見学へ行きました。
▼9日目午前は辻子実さんのガイドで靖国神社、遊就館の見学と講義をしていただき、午後は女たちの戦争と平和資料館WAMへ行きました。10日目午前は江戸東京博物館の見学、午後は新宿 末広亭で落語の鑑賞に行きました。
▼2月22日夕方には研修のなかで学んだことを一人ずつ発表する時間と送別夕食会を開きました。今回の研修を通じて、これからの学びや生活に活かしたいという想い、現在の多様な日本社会の取り組みや企業活動、歴史についても学ぶことができた、という感想がありました。
