
急に肌寒い気候になり長い雨が続く日が続きましたが、ガイドツアーは天気に恵まれました。
今年もありがたいことに多数のご応募をいただき、抽選制とさせていただき、午前と午後の部に分かれ計80名弱の皆さまをご案内しました。
以前は「公開日」と銘打っていましたが、現在はガイドツアーに特化し、少人数制でスコットホールをじっくりと見て頂く時間を設けたい、と毎回アレンジを行っています。今回もガイドツアーで多くの来場者に実際見て頂き、さまざまな反応を窺い知ることができ、スタッフとしても非常に嬉しい、幸せな時間を過ごさせていただきました。来場された方の声を紹介します。
「スコットホールの建築が学べて良かったです。歴史を感じられました。」
「とても丁寧にホールの歴史を伺うことができて大変勉強になりました。美しい時間となりました。ありがとうございました。」
「窓から差し込む光がとてもきれいでした。随所に歴史を感じられる建物で今後も永く保存されることを望みます。」
「いつも思うのですが、このような歴史ある建造物を手をかけ、手を入れすぎずに保存していくのはたいへんなことだと思います。願わくばヨーロッパのように建物の機能として使いながら、世代をこえて残っていくことを望みます。」
一方で、予約の方法やガイドツアーの内容について改善を望む声も頂きました。今後の参考にさせていただきます。
現在、5月と10月末に行っているガイドツアー。ありがたいことに、「もう一度来たい」「2回目の参加です」というお声を頂くことが多いです。スコットホールでの撮影等の影響もあり、多くの方にさまざまなかたちでスコットホールを認知していただけているのだと実感します。
私たちのガイドツアー自体も少人数のスタッフながら、どうにかスコットホールの魅力を知っていただきたい、という想いで行っています。

建物が小さいため大人数でのガイドツアーが難しく、どうしても少人数制になってしまい、落選される方がいらっしゃるのが心苦しいのですが、今後もスコットホールに来てくださる皆様との出会いを大切に、どうやったら楽しんでいただけるかスタッフも考え工夫しつつ行ってまいります。
グッズとして販売した、スコットホールを墨絵で描いた五十棲さやかさんのポストカードも好評をいただきました。

来年も5月末と10月末を予定しております。またホームページやXで告知する予定です。ぜひご参加いただけますと幸いです。