12月16日（土）41回目のスタディホールをリバティーホールで開催しました。

今回は「キッチンテーブルから伝えるミャンマーのいま」と題してミャンマー（ビルマ）の現状をウィンチョウ（Win Kyaw）さんとマティダ（Mathida）さんにうかがいました。

2021年2月に起きたクーデターにより軍事政権下となったミャンマーではいまも戦闘状態がつづいています。軍による情報統制、ミャンマー国内のインターネット遮断などによってなかなな国内の情報が見えてこない中、NHKスペシャルなどを通して発信されているTVディレクターの樋爪かおりさんを司会にむかえミャンマーのいまをお聞きしました。
来場者は32名でニュースなどでも報道されにくい中ミャンマー問題に意識を向けていらっしゃる方が来られていました。

当日は戦闘中の方と軍をかいくぐってネットでつなぎ対話をしました。
傷跡なども見せ現地の状況をリアルに伝えてくれ、いまでも続いている軍との戦いが生々しく感じられました。学校も空襲がない時に限られ行われていました。

マティダさんも何度も「最後の戦い」という言葉を使ってこの苦境をサポートしようとされていました。

報道されている部分はごく一部ですがいまなおつづく戦闘状態を心にとめ、関心を向けるようにしていきたいです。スタディホールでは今後もマスメディアでは取り上げられないようなテーマに目を向けれるよう企画していきます。