毎年恒例の点灯式が今年も開催されました。
2021年もコロナ禍で相変わらず慌ただしい日々を送っていましたが、
もうすぐクリスマス。今年ももうすぐ終わるのだなあと実感します。
17:00にもなると外は真っ暗です。
友愛学舎の学生、シャプラニール、早稲田教会、近隣施設の約20名の方に集まっていただきました。
ちょうどギャラリーでも展示がおこなわれており、展示されているお客様にもご参加いただきました。
クリスマスのメッセージは、東京平和教会の大矢直人先生。
「インマヌエル」と題して、100年以上前、この地に宣教に来たバプテスト宣教師であり、
奉仕園設立者でもあるベニンホフ氏の夢見たミャンマー・東アジアの伝道が、
100年後のこの東京平和教会で行われていることをお話くださいました。
現に奉仕園ではミャンマーのカチン族の方々が毎週日曜に礼拝をささげていらっしゃいます。
ベニンホフ氏が現在この奉仕園の様子を見たら、どれだけ喜んだことだろう、と仰っていました。
飛行機もない時代の当時の宣教師は、はるばる遠くから来航し、「アジアの宣教なんて不可能だ」と言われていたことを、熱心に働きかけていきました。
その結果、早稲田奉仕園もそのようにして少しずつ広がり、大きくなっていったことに私もロマンを感じ、思いを馳せました。
とても素敵なメッセージでした。
そのあとカウントダウンをして、ツリーが点灯しました。
ベニンホフ像の横のツリーも昨年より1メートル延びたそうで、鮮やかで落ち着きのある明滅は、過ぎ去る日々の束の間の癒しになりそうです。
いつもツリーの横にはベニンホフ氏がいます。大矢先生もメッセージでフィーチャーしてくださったベニンホフ氏にもぜひご着目いただけると幸いです。