2016年5月27日から29日までの3日間、長野県長野市大岡に、早稲田大学の留学生15名、RA2名、スタッフ2名で行ってきました。
初日は大岡小学校の児童と「あいさつじゃんけん」などのグループゲームをして、親睦を深めました。その後、大岡温泉に入浴し、大岡ひじり学園に行きました。大岡ひじり学園の学園生は皆元気で明るく、掃除や片付け、生活の規律をしっかりと守り、留学生も驚いていました。夜には学園生が日本各地に伝わる伝統芸能として太鼓や舞踊を披露してくれました。気迫のこもった太鼓の音は迫力があり、とても上手でした。
2日目は陶芸と田植えをした後、農家へホームステイを体験し、3日目はそば打ちとおやきを作り、ひじり学園の生徒さんと食べました。それぞれが濃密な体験でした。
実生活から離れた経験をとおして、自分たちの生活を見つめ直すことができたと思います。大岡は深緑の森に囲まれ、北アルプスの雄峰に抱かれています。耳を傾ければすぐそこから鳥や虫や蛙の声が聞こえてきます。時の流れが速い「東京」から<チェックアウト>し、変化するものとしないものが共存し、ゆるやかに時が流れゆく大岡へ<チェックイン>する体験は、都心で暮らす留学生に新鮮な空気を吹き込んでくれました。
留学生にもこの経験をあらゆるかたちで生かしてほしいと願っています。最後に大岡小学校の皆さま、大岡ひじり学園の皆さま、ホームステイ受入れ先のご家庭の皆さま、その他ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました!