4/23、YOU-Iホールにてシャプラニールのネパール大地震の震災支援活動の報告会「ネパール大地震から1年 今とこれから」が開かれました。
報告者の前カトマンズ事務局長の宮原麻季さんは、ネパール駐在中に震災に遭われたとのこと。
「ネパールでの支援活動の1年を終え、日本に帰国した途端の熊本地震で、当地の人々はどんなにか不安な日々を送られていることか。この支援活動の経験が熊本地震で被災された方々にも、少しでもお役にたてることがあればという思いで報告します」
との言葉から報告は始まりました。
2015年4月25日に発生したネパール大地震は、M7.8、死者8891名、負傷者22309名、家屋の全・損壊は90万件にも上りました。
シャプラニールは地震発生直後から緊急支援活動、復興初期活動に携わってきましたが、1年の支援活動を終え、これからも復興支援活動を続けていくそうです。
今後は「防災、減災力を地域全体で高める活動」「被災学生の教育支援と被災者のコミュニティスペース支援」に力を入れていくとのことです。
会場には60人を超える方々で熱気があふれ、若い参加者も多く、関心の高さが感じられました。
会場ではシャプラニールのフェアトレード商品も販売され、報告会終了後は交流会も開かれました。
この会にて、フロントの支払カウンターに置いた「募金箱」に入れていただいた募金2646円をお渡ししました。
少額ですが、この1年間、お客さまがお支払いの際におつりなどを1円、10円と入れてくださったものです。
みなさま、ご協力ありがとうございました。