1月12日付日経新聞のコラム「あすへの話題」に前厚生労働省事務次官の村木厚子氏が「ムヒバ」と題して寄稿されております。ムヒバとはマレーシアのボルネオ島サラワク州にある障がい者デイケアセンターの名称です。
このセンターの創設者中澤健さんは奉仕園学生寮友愛学舎のOBです。中澤さんは在寮中に仲間たちと学生による知的障がいのある子どもたちの支援組織(のちの「あすなろ会」)を立ち上げ、卒業後も厚生省で障がい者福祉の仕事に携われました。50歳で同省退職後、マレーシアに渡りペナン島、続いてボルネオ島のこのセンターを創設されました。
2013年2月には「あすなろ会」後輩にあたる学生4名もムヒバのワークキャンプに参加しています。
(中央 中澤さん)
「居場所がある、仲間がいる」、「笑顔が絶えず明るい雰囲気」…奉仕園もそのような場でありたいと願っています。