第3回 韓国・ハンバット大学地域専門家養成研修プログラムを終えて
1月14日から26日の13日間、韓国国立ハンバット大学地域専門家養成研修プログラムを受入れました。参加学生は日本語科の学生9名。3回目となる今年度は以前にもまして両国間にさまざまな課題があり、その影響もあり韓国における日本語学習者が減っている厳しい状況の中での実施となりました。
「ホスピタリティ」が日本の社会・企業においてどのように捉えられ実践されているかをメインテーマとし、講義や企業訪問を中心に貴重なお話を伺うことができました。ご協力いただきました企業・団体の皆様、関係者の方々にこの場をお借りして改めて御礼を申しあげます。
毎年、学生たちが帰国後報告書を作成しており 私達にとっても非常に刺激的な内容となっております。
▽白洋舎さんへの訪問
▽桜本幼稚園さんへの訪問
▽モスバーガーのモスフードサービスさんへの訪問
インターン生として関わらせていただいた私自身の感想としては、‘‘他国の企業の風土に触れることの重要性‘‘をハンバットの皆さんのプログラムへの姿勢から教えていただき、日本の学生が韓国へ企業研修に行くというプログラムも今後できるとよいなと感じました。
最終日の皆さんの発表のなかで「日比谷花壇でのプログラムで、お花によってライフイベントを彩りたいという社員の方々のおもてなしの思いを感じた」「総じて日本人が周囲への思いやりを強く持って仕事をしていることは、私たちの国も学ぶべき」「本当の感情が表に出ないことで他人が混乱してしまうという課題もある」という良い面悪い面両方の視点からの感想を聞きました。
学生の皆さんが今回のプログラムを経て日本の企業風土について学ばれたことを、韓国の企業風土に生かしたり、また、日本企業とビジネスを今後する上でのアドバンテージにどんどん繋げていただけたら、と思います。
インターン・森由香理